熊本恵孝(くまもとよしたか)さんのアトリエ

07年12月5日くま工房にて

醤油挿し
2002年メイプルヒルズでの個展の様子です。
粉雪が舞う冬の日、毛糸の帽子を雪で真っ白にしながら熊本さんの仕事場
に立ち寄ったのはもう10年ぐらい前になるでしょうか。
その頃の私はネイチャースキーをかじりだしたばかりで、雪が降ると
じっとしている事が出来なく八ヶ岳の山をスキーでよく散歩していた
のです。
熊本さんは、当時、野辺山にある八ヶ岳高原ロッジで陶芸のインストラクター
の仕事をしていたので、スキーの帰りに寄らせていただいたのでした。
冬の時期にとなると教室に訪れる人もまばらで1年の中でも一番創作活動に
没頭出来るいい時期なんだと話しておりました。
仕事場には迫力ある大きな作品が所狭しと鎮座していて、私がスキーで遊びほうけ
ているあいだ熊本さんはこの山深いホテルの森の中にある教室で黙々と
仕事をしているのです。、同じ物作りとして嬉しくもあり、自分ももう少し腰を据えて仕
事をしなくてはと心から反省した事を思い出します。
現在は高原ロッジを辞めていますが、自宅のアトリエにはやはり所狭しと膨大な
試作品や作品が息を潜めているのでした。
今回はその中のほんの少しですが八雲の食事会に作品をおかりしていただく事に
なっています。
どんな料理が器に盛られ新しい出会いが始まるのか今から楽しみです。
ガラス工芸家 斎藤 ゆう